ディナゲストはとってもいい薬!
2019年5月から、私はディナゲストを服用しています。服用のきっかけは、卵巣嚢腫の治療目的でした。卵巣嚢腫が完治した現在も、再発予防のためにディナゲスト服用を継続しています。
高校生の頃から生理不順だったため、婦人科系のお薬には免疫がありました。治療目的で中容量ピルのプラノバールや、低用量ピルを何年も服用していました。
中容量ピルや低容量ピルを服用するとPMSが改善するという話を聞きますが、私はPMSが改善したと感じることはありませんでした。結局ピルを服用しても毎月生理がくるので(実際は生理ではなく消退出血ですが)、生理2週間前からPMSの症状が発生しました。
体のむくみと食欲増進、メンタルの低下。毎月とんでもなく悩まされました。ピル服用の目的は生理不順の治療でしたが、「ピルを飲んだらPMSが改善するのでは?」と期待していたので、全く良くならずがっかりしました。
そんなある日、ディナゲストに出会います。
長いことピルを服用していたので、全く抵抗なくディナゲストを開始できました。
中容量ピルや低容量ピルを服用していた時と同様、ディナゲスト服用当初はPMSに似た症状に襲われました。不正出血、体温の上昇、寒気、頭痛、腹痛、むくみ、感情の浮き沈むなど、多くの副作用に悩まされ、寝込むこともありました。
しかし服用を続けて3ヶ月も経つと、副作用が治まり気にならなくなりました。
これには、すごくほっとしました。中容量ピルや低用量ピルを服用中、毎月PMSのような症状に苦しんでいたので、ディナゲストでもそういったことが起こるのではないかと心配していたからです。
とはいえ、全てが順調というわけではありません。改善しない症状もありました。
それは、体温の上昇。
元々35度台だった平熱が、ディナゲスト服用後から37〜38度台になってしまいました。身体的には怠くもなく普通なのですが、数値だけで判断すると完全に発熱状態。その時ちょうどコロナ禍だったこともあり、常に熱を疑われたりしました。
何より一番大変だったのは、平熱38度になった所為で、卵巣嚢腫の手術が延期になったこと。今となっては笑い話ですが、あの時は本当に地獄でした。ちなみに今現在も、平熱は38度台のままです。
話は変わりますが、多くの方が心配されていると思われる、ディナゲストの服用により体重が増加するという件。
ディナゲストの所為で体重が増加したという経験をされた方のお話は、検索するとたくさん出てきます。たった薬一粒で本当に太るの……?半信半疑ですが、実際にそういった方は多いそうです。
そのため私は、徹底的に体重と食生活に気をつけました。毎日ジョギングやランニングなどの運動をしたり、炭水化物を控えたり、お菓子などの甘い物を避けたりして、食事制限に気を配りました。
その甲斐あって、太ることなくむしろ4kg痩せました。今も体重を維持しています。
個人差があるので、ディナゲストで太った!という方もいらっしゃるかと思います。
ですがあくまで私は、体重の増減にディナゲストの影響はありませんでした。必ずしも、ディナゲストで太るわけではないようです。
マイナス面もあるディナゲストですが、それでも私はディナゲストを強くお勧めしたいです。
1.排卵や生理がないので快適!
2.生理前の感情の浮き沈みや激しい食欲に襲われることがなくなった!
3.肌トラブルがほとんどなくなった!
4.生理に左右されることがないので、気持ちが楽になった!
5.生理前に起こる体重増や身体のむくみがなくなった!
妊娠を考えている方は服用できませんが、子宮内膜症等に悩んでいる方は一度検討をおすすめします。
卵巣嚢腫の再発を予防するために、私はこれからも服用したいと思います。