♯5 卵巣嚢腫が発覚した経緯【3】

2023年11月19日日曜日

入院までの経緯

ついに婦人科へ。

 

2019年4月、意を決して近所の婦人科に行きました。 

最後に婦人科を受診したのは、2013年。 6年前です。
 
高校生の頃から生理不順だったので、婦人科には定期的に通院していましたが、夫の海外赴任を機に遠のいていました。
 
※(生理不順の治療ため、2006年から2019年まで低容量ピルや中容量ピルを欠かさず服用していました)
 
ちなみに低容量ピルは2019年1月に服用を中断しました。
 
理由は本帰国が迫っていて、低用量ピルを貰いに行く時間がなかったからです。
 
手元の低容量ピルがなくなったのを機に、一度中断してみました。

 

 病院の選び方

 
個人差があるかと思いますが、私は病院選びにすごく悩みました。
 

元々生理不順の治療時に通っていた婦人科は、地元の病院。
 
何年も通った病院ということもあって慣れているので、できればそこで診察して頂きたかったのですが……。
 
夫の海外赴任後に引っ越した先は地元ではありません。

幸い近所にはたくさんの婦人科がありました。選択肢が豊富だと心が軽くなりました。
 
もし医師と合わなければ近所の他の病院に行けばいいんだ!

私が病院選びで重視したことは、口コミと、初診に対して親切か。です。
 
口コミについては、完璧な病院はありませんし、感じ方にも個人差があるので、参考程度に目を通しました。
 
一番重視したのは、初診に対して親切か、です。

これを見極めるのは難しいですが、私は病院のホームページを参考にしました。
 
一つ一つ近所の病院のホームページを調べていると、 新規患者に対する診察の流れを丁寧に教えてくださっているA病院を見つけました。

私だけかもしれませんが、初めての病院に行く時すごく緊張します。
 
初診でも受け入れてもらえるのか、少し心配になります。

ですから受付から会計までの流れを詳細に説明してくださっているA病院は、親切だなと感じました。
 
初診を積極的に受け入れている感じが、印象よかったです。

なのでA病院に行くことに決めました。


医師に伝えたこと。

 
待合室で問診票を書き終えた後、番号を呼ばれ診察室へ。
 
男性医師です。
 
医師に以下の4点を伝えました。

1.太っただけかもしれないが、お腹が出て洋服のサイズが変わった。
2.お腹が妊婦並みに張って苦しい。
3.生理不順で、基礎体温表も当てにならずガタガタ(2019年1月に低容量ピルを中断してから、一度も自力で生理が来ていない)。
4.過去に生理不順の治療のため、ピルを服用していた。 


経膣超音波検査。

 

内診台に座り例のあの体勢になった後、プローブが体内に入りました。
 
あの冷たい器具の感触と、痛み。毎度のことながら慣れないですし、嫌ですよね。
 
モニターをぼうっと確認しながら、早く終わらないかなと待っていた瞬間。
 
それまで和やかだった雰囲気だったのですが、カーテンの向こう側で医師の空気が変わったことを察知しました。
 
随分長い時間マウスをクリックしていたので、「ああ、これはなんかあるな……」と覚悟を決めました。 


左右両方の卵巣が腫れている。

 

「左右両方の卵巣が腫れていますね」

そう告げられました。
 
「なんだ腫れているだけか」、私は最初そう思いました。

実は最後に婦人科を受診した時(2013年)にも、「卵巣がほんの少しだけ腫れている」と診断されたことがありました。
 
※ (この時地元の病院で、少し腫れているだけだから気にしなくて大丈夫だよと言われました)。

しかし。

「左11センチ。右3センチ。卵巣嚢腫です。見た限りだと、チョコレート膿腫だと思われます。ちょっと大きいですね」
 
え?!

MRI検査を受けることに。

「まずはMRI検査をしましょうか。ここには設備がないので、別の病院で検査を受けて頂きます」
 
「XX病院でしたら明日の11時に予約取れますが、ご都合いかがでしょうか」
 
 混乱のまま予約を取って頂いた私は、翌日総合病院でMRI検査を受けることになりました。


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