大学病院へ。
大学病院は決まり事が多く、いつでも診察して頂けるわけではありません。
私が受診した大学病院は、初診の受付は午前中のみ(月〜土の午前8時30分〜午前11時)。
大学病院は常に多くの患者さんでいっぱいだと思ったので、朝一番に行きました。
診療開始時刻に総合受付で保険証と紹介状をお渡しして、受付をしました。
必要事項を記入した書類を受付に持っていくと、保険証と大学病院の診察カードを頂きました。
その後婦人科エリアに向かい、改めて婦人科の受付。
番号札を頂いた後、診察前に採尿と血圧測定を済ませました。
あとは待合室で番号が呼ばれるまで待ちます。
9時には受付を済ませて待合室で待機していたのですが、私の番号が呼ばれたのは11時30分。
長期戦を覚悟していたとは言え、2時間半も待つのはなかなか大変でした。
いつ私の番号が呼ばれるかわからないので、お手洗いに立つのも苦労しました。
診察室に入った後、医師にこれまでの経緯を説明。
医師は私が持参した紹介状と照らし合わせながら、いくつか質問をしてきました。
質問内容はどこか体調は悪くないか、ディナゲストは身体に合っているか、妊娠を希望しているのか……など。
特に困った質問は、「どうしてこのタイミングで手術を?」でした。
おそらく医師は、「もし妊娠を希望しているなら 何故三年も経過観察をしたのか?」と言いたかったのだと思います。
しかし私は妊娠を希望しておらず。
でもまさか手術が怖いから延ばしていたとも話せず、「お腹が張って苦痛なのと、ディナゲストを飲んでも腫瘍の大きさに変化がないので……」と濁しました。
そして、内診。
ディナゲストのお陰で多少腫瘍は小さくなっており、左11センチだったのが、9センチに。右は3センチのまま変わりませんでした。
その後ちょうど当日にMRIの空きがあったので、MRI検査をすることになりました。
MRIの検査結果が3年前のものなので、最新の情報が必要とのことです。
MRI撮影後、診察は終了。
1週間後、再び大学病院を受診することになりました。
手術日決定。
大学病院で診察を受けた1週間後、再び私は大学病院の婦人科待合室で待機していました。
この日は午前9時30分に診察の予約をしていたのですが、呼ばれたのは11時30分。
予約していても、こんなに待つんだな〜とびっくりしました。
診察室では先日撮影したMRI結果を確認した後、医師から唐突に一言。
「手術、いつにしましょうか」
ついに手術だ……とドキドキしました。
「いつと言っても9月まで空きがないので、手術は9月以降になってしまうのですが」
※(この日は5月)
入院期間は、5泊6日。
仕事の関係ですぐにはお休みが取れなかったので、入院が9月になるのは私にとって都合が良かったので、手術日は9月5日になりました。
入院予約。
医師との間では手術日が9月5日に決まりましたが、これはあくまで仮予約。
これから入院の予約をしなければなりません。
診察後に看護師に頂いた「入院予約票」を持って、入院受付カウンターに行きました。
受付を済ませた後、番号が呼ばれるまで「入院予約票」に必要事項を記入し待ちます。
そして自分の番。
記入済みの 「入院予約票」を渡しを提出後、『入院のご案内』『入院誓約書』『重要事項説明書兼連帯保証人引き受け承諾書』を頂きました。
この書類は入院当日に、必要になります。
大部屋か個室か。
「入院の際、希望のお部屋はありますか?第3希望までお聞かせください」と聞かれました。
病室は棟によって設備や仕様が違い、年季が入った棟から最新の棟まで様々。
A棟、B棟、C棟、そして特別棟と病室の値段も雰囲気もピンキリです。
特に病室特別棟は全室個室で、とにかく豪華でした(お値段もびっくりするくらい豪華)。
私は個室を希望していたのでその旨を伝えましたが、「必ずしもご希望に添えるわけではありませんのでご了承ください」と言われました。
※(入院前日に病院から電話が来て、その時に入院部屋が決定する仕組みでした。ですので、前日まで自分が大部屋か個室かわかりませんでした)
私は以下の通りの希望を伝えました。
1.個室
2.二人部屋
3.個室(特別棟の一番安価な個室)
入院前日まで自分がどの棟の何部屋に入院するのがわからなかったので、ドキドキしました。
病衣と手術衣とタオルのレンタル。
病院では、 病衣と手術衣とタオルがレンタルできました。
入院は何かと荷物が増えてしまうので、レンタルはすごく便利だと思います。
特に私が入院した時は、コロナ禍で面会禁止。
家族に洗濯を頼むのも、何か持ってきてもらうのも難しい状況でした。
おまけに何故かこの病院にはコインランドリーがなく、クリーニングサービスのみ。
※(クリーニングは一袋770円)
しかし色々検討した結果、私は手術衣のみレンタルしました。
病衣をレンタルしなかった理由は、着慣れたパジャマでないと寛げないから。
タオルをレンタルしなかった理由は、家にある使い古したタオルを使ってその都度捨てようと思ったから。
でも実際に入院してみて、タオルのレンタルはしてもよかったかなと思いました。
広いお部屋であればいいのですが、基本的に入院スペースは限られています。
スペースがないので、タオルを干すにも一苦労です。
少しでも身軽に入院することを考えると、レンタルをした方がよかったかなと思いました。
9月4日の入院、9月5日手術!
入院日まで、ドキドキしながら過ごしました。